くずまんじゅうで有名な小浜市の『伊勢屋』が快挙！伝統和菓子職から認定【嶺南話題】

全国和菓子協会が行っている「選・和菓子職」の認定。伝統的製法を守り優れた技術を持つ統和菓子職に贈られ、とても名誉なことです。その認定に、福井県小浜市にある老舗和菓子や『伊勢屋』が選ばれました。

「選・和菓子職」とは？

和菓子職人の地位を向上するため、そして技術が伝承されるようにと２０１２年に始まりました。全２部門が展開され、同協会員などからの推薦をへて、書類審査、そして実際に和菓子の試食を行い選考されます。

■冬は丁稚羊羹が定番

そして今回、『伊勢屋』の６代目を受け継ぐ、上田浩人さんが２部門で見事認定。両部門での認定は県内初の快挙で、全国で見ても2人しかいないということです。

さらに田さんの父である、先代の藤夫さんは福井県内初の認定を受けていて、親子での認定も全国初。初めて尽くしのすごい認定となりました。

全国和菓子協会

150年以上愛される『伊勢屋』のくずまんじゅう

■『伊勢屋』の看板商品“くずまんじゅう”で暑さを忘れるひとときを

伊勢屋の夏の風物詩というばくずまんじゅう。地元の「雲城水」とくずで生地を練り、上品な甘さのこしあんを入れ固めたアイテムです。美しい透明感と、とろけるような口当たり。地元の方からはもちろん、全国にファンがいるのも納得です。