「二条院讃岐姫」短歌大会の募集が始まりました!今年のお題は「たからもの」か「えがお」。
2022年06月30日必着ですので、さっそく詠んでみましょう!
福井県小浜市にゆかりの深い「二条院讃岐姫(にじょういんのさぬきひめ)」
800年前の平安時代末期から鎌倉時代、源平争乱の世に活躍していた女房歌人「二条院讃岐姫(にじょういんのさぬきひめ)」。
百人一首にも収録されている、
「我が袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾く間もなし」
百人一首より
が代表作といえるでしょう。
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の
— 毎日百人一首くん (@TomoProgBot) June 5, 2022
人こそ知らねかわく間もなし
二条院讃岐 pic.twitter.com/uO4OdmDyhp
この歌の意味は、
潮が引いているのに、海の中に沈んで見えない沖の石のように、私の衣の袖は切ない恋の涙で濡れたまま。みんなそんなことは知らないでしょうが、乾く暇もないのです。
といったところ。
誰にも言えないひそかな恋心を沖の石に例えた、はかなく美しい歌です。
この歌で詠まれている“沖の石”は、小浜市の田烏の海面近くにある岩と言われていて、二条院讃岐姫の碑も建っています。
この縁を後世にも受け継いでいくため、今年も『「二条院讃岐姫」短歌大会』が開催!
毎年秀逸な作品が集まる今大会も、第5回を迎えました。
日常のふとした瞬間や、気持ちの移り変わりを詠んで、二条院讃岐姫に想いを馳せてみませんか?
第5回「二条院讃岐姫」短歌大会の募集要項
募集内容 | 「たからもの」または「えがお」をお題にした短歌 |
締切日 | 2022年06月30日(木)必着 |
投稿料 | 小・中・高校生の部 無料 一般の部 1,000円 |
応募先 | 〒917-0106 小浜市阿納尻43-10-1 久須夜交流センター内 内外海公民館 |
主催者 | 内外海公民館 |
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