北陸新幹線の敦賀駅から徒歩15分「氣比神宮」をご紹介【嶺南名所】

敦賀でどこかいい名所はないだろうかとお探しであれば、やはり「氣比神宮」は外せません。
2024年春に開業予定、北陸新幹線の敦賀駅から徒歩約15分程度で行けるため、より一層観光スポットとして注目が集まりつつあります。
氣比神宮といえば日本三大鳥居があることでも有名で、実物を見ると圧巻間違いなし！
今回はそんな敦賀の名所をご紹介します。

「氣比神宮」の日本三大鳥居の大きさはなんと高さ10.93m

敦賀の「氣比神宮」は敦賀駅の北側、市街地に鎮座しています。
「古事記」や「日本書紀」によると、仲哀天皇（第14代）・神功皇后・応神天皇（第15代）との関連が深く、古代史において重要な役割を担う神社として、今も尚受け継がれてきました。
厳島神社（広島県）、春日大社（奈良県）と共に日本三大鳥居として国の重要文化財に指定されています。

鳥居は正保2年（1645年）に建立されており、大きさは主柱間7.45m、高さ10.93mの朱塗りの両部鳥居で、三大鳥居をまだ見たことがないという方であればその大きさに驚くはず。

正面の扁額は有栖川宮威仁親王の御染筆なのですが、昭和20年（1945年）に起こった敦賀空襲では唯一その戦火を免れた、貴重な遺産です。

氣比神宮のパワースポット「長命水」

氣比神宮のパワースポットといえば「長命水」といわれる湧き水です。

氣比神宮は元々は伊奢沙別命の一柱を祀る神社として知られていましたが、文武天皇の勅命により、伊奢沙別神・仲哀天皇・神功皇后・日本武尊・應神天皇・玉妃命・武内宿禰命の神々が祀られました。

その折に神宮を修営していると、地下水が噴出。
合祀された中でも武内宿禰命は非常に長生きをした神様だったということで、御神徳の宿る神水として信仰されるようになります。
それ以来、1300年以上「長命水」の名称パワースポットとして親しまれています。
氣比神宮へ訪れた際には、ぜひ長寿を願って身を清めてはいかがでしょう。

北陸新幹線「敦賀駅」の場所について

北陸新幹線「敦賀駅」はJR敦賀駅と同じ場所、2024年春に開業予定です。
既に高架駅ホームは出来上がっており、走行試験も行われています。（※2022年6月時点）

これから氣比神宮へ行こうと考えている方は、2024年春の開業まではJR在来線（サンダーバード・しらさぎ・北陸本線・小浜線）の利用を、2024年の開通後は北陸新幹線を利用して敦賀へ向かうことも可能になります。

北陸新幹線の今現在の状況を知るならこちら⇒ JRTT鉄道・運輸機構

敦賀駅から氣比神宮への行き方

敦賀駅から氣比神宮への行き方についてご紹介。
敦賀駅の北側に出たら、「敦賀シンボルロード（駅前ゆめさき通り）」へ進みます。

1本目の交差点で右手に曲がり、そのまま真っ直ぐ歩き続けると正面に氣比神宮が見えてきます。

徒歩で行く他に敦賀駅発の敦賀市コミュニティバスに乗って行く方法もあるので、14分～長くて17分の距離を歩くのが大変という方はバスを利用してはいかがでしょう！

☆その他近くのお店情報
自家焙煎コーヒー・ケーキのカフェ⇒ café&cake tuzu ツヅ（場所：氣比神宮から西へ徒歩約3分）