新潟県や山形県で大量発生している『ホシフグ』が、若狭湾一帯でも大量に海岸に打ち上げられるなど、非常事態中。ホシフグって何?どんな影響があるの?そんな気になる疑問にお答えします!
フグはフグでも『ホシフグ』は食べられないフグ
打ちあげられたホシフグ(画像はChieriさんのInstagramから)
『ホシフグ』は黒っぽい体に白い斑点があり、背びれと尻びれがとがったフグ科の魚類です。「フグが大漁だなんてラッキー!」と思ったあなた!残念ながらホシフグは毒性の詳細などが詳しく分かっていないこともあり、食べられません。
泳ぐホシフグ(画像は下関市立しものせき水族館「海響館」さんのInstagramから)
そんな『ホシフグ』が若狭湾で大量発生していて、地元の漁に悪影響が出ています。
去年の12月頃から増え始めたホシフグは、今月11日には約10トン〜15トンが定置網に入ったそう。
大量のホシフグ(画像はYukoさんのInstagramから)
販売できないホシフグを取り除く作業に時間を取られるだけでなく、寒ブリなど商品となるほかの魚に傷をつけてしまう恐れもあり、漁師方々は大変困っています。
また、小浜市内の海岸には大量のホシフグの死骸が打ちあがるなど、市町村にも迷惑が。
大量発生の原因やほしふぐの生態がはっきりしていないため、今後どうなるかの予測が立てにくいですが、早く移動していつも通りの若狭湾に戻ってほしいですね。
若狭湾(画像は岡朋邦さんのInstagramから)
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