福井県立若狭歴史博物館では、11月6日まで特別展、中世若狭の「まち」が開催されます。
嶺南エリアを代表する敦賀市や小浜市が、現代の都市になるまでの過程を知ることができる展示がずらり。その詳細をご紹介します。
中世都市が誕生した時代にスポットを当て、若狭の発展を紐解く特別展
鎌倉時代〜戦国時代を「都市の時代」と呼ぶことがあるそう。それは、京都や鎌倉、博多など国府のあった場所や経済や交通の要所で、市場や宿場、港が著しく発展した時代だからです。
これまでの村とは異なる地域社会の誕生という非常に重大な出来事で、この地域社会を「中世都市」と呼びます。
中世都市は敦賀や小浜など、近代以降の都市が発展するためのキーポイント。
今回の特別展、中世若狭の「まち」では、嶺南エリアの敦賀や小浜がどのように成り立ち、発展していったのかを、室町〜戦国時代の古文書や絵図から紐解いていきます。
現代の都市生活の始まりを知ることができる展示です。
主な展示資料
・小浜町絵図(当館蔵)
・大谷吉継禁制(永建寺蔵)
・月甫清光補任状(長源寺蔵)
・川舟方塩四十物注文(眞願寺蔵)
・浅野長政諸役免許状(熊川区蔵)
・寄進札(伊賀屋行広)(明通寺蔵)
特別展 中世若狭の「まち」の詳細
開催期間 | 2022年10月07日(金)~2022年11月06日(日)※会期中休館日10月24日(月) |
開催時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
観覧料 | 一般400円、高校生300円、小中学生200円 ※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は半額 ※常設展も見学可能です! |
開催場所 | 福井県立若狭歴史博物館 |
住所 | 福井県小浜市遠敷2-104 |
交通アクセス | JR小浜線・東小浜駅から徒歩約5分 JR湖西線・近江今津駅からJRバス若江線で遠敷バス停下車、徒歩約10分 |
お問い合わせ先 | 福井県立若狭歴史博物館 0770-56-0525 |
イベント詳細リンクURL | https://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/exhibition/detail/post-571.php |
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