福井県の敦賀市とポーランドは、深い関わりがあることをご存じですか?
敦賀港にポーランド孤児が上陸し、あたたかく迎い入れたことから始まった、「命」と「平和」の繋がり。
それを詳しく学べる企画展、『桜咲く国 ~388人の子どもたちが過ごした日本~』が人道の港 敦賀ムゼウムで開催中です。
敦賀とポーランドの繋がり
明治~昭和初期、敦賀港はヨーロッパと日本を結ぶ国際港として発展していました。ちょうどその頃ロシア革命が起こり、シベリアにいたポーランド人たちは動乱に巻き込まれてしまいました。
その結果、家族を失ったポーランド孤児388名は敦賀港へ上陸し、敦賀の人々はあたたかく迎い入れたという歴史があります。
そこから「命」や「平和」の絆が生まれ、ポーランドでは日本のことを「桜咲く国」と親しみを込めて呼んでくれているそうです。
ポーランド孤児救済から100周年を迎える8月に合わせて、人道の港敦賀ムゼウムでは『桜咲く国 ~388人の子どもたちが過ごした日本~』が開催されています。
ポーランド孤児の目に、日本はどのように映っていたのか。
特に関係が深かった敦賀市や大阪に焦点を当てた展示内容となっていますので、ぜひ足をお運びください。
『桜咲く国 ~388人の子どもたちが過ごした日本~』の詳細
企画展「桜咲く国~388人の子どもたちが過ごした日本~」を開催しています。
— 人道の港 敦賀ムゼウム(公式) (@tsurugamuseum) July 1, 2022
第2次ポーランド孤児救済から100周年を迎えることを記念した企画展で、
今回は特に関わりの深い敦賀、大阪での子どもたちの様子について、孤児本人たちの手記や聞き取り調査で語られた当時の思い出などを、紹介しています。 pic.twitter.com/hKYfOpgYE0
展示会場 | 人道の港敦賀ムゼウム 企画展示室 |
開催期間 | 2022年7月1日(金)~2022年9月30日(金) |
開催時間 | 9:00~17:00(※最終入館は閉館30分前まで) |
入場料 | 一般 大人500円 小学生以下 300円(20名以上の団体 大人400円 小学生以下 240円) ※4歳未満、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名までは無料 |
住所 | 福井県敦賀市金ケ崎町23-1 |
電話 | 0770-37-1035 |
主催 | 人道の港 敦賀ムゼウム |
協力 | ポーランド広報文化センター、ポーランド政府観光局、ASAGAO sp. z o.o. |
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